NetCommonsの拡張モジュール・製品サービスサイト Allcreator Service Site
 
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このサイトは

AllCreatorが作成した「あるとちょっと嬉しい」NetCommonsの拡張モジュールサービスサイトです。

AllCreatorは2009年頃より、NetCommonsの普及活動に関わらせていただいております。
そういった活動の中、小さなものではありますが様々なモジュールやデザインテーマを製作してまいりました。
このサイトを通じて、それらの紹介をし、皆様にお使いいただけるようにしていきたいと考えております。
皆様のお使いになってらっしゃるNetCommonsが、より便利に、より美しくしなることを願っております。

代表取締役:橋本俊秀
 
オールクリエイター株式会社
 

ダウンロード方法

アクセシビリティモジュールのファイルは無料でダウンロードすることが可能です。
ファイルをダウンロードするには、ダウンロードサービスページにあるフォームよりお申込みください。
登録をすると、折り返しダウンロードリンクが記載されたメールが届きます。
リンクをクリックしてファイルをダウンロードします。

※メールに記載されたリンクは有効期間が決められています。登録時より3日以内にダウンロードを行うようにしてください。
 

アクセシビリティモジュールのインストール

基本的には一般的なモジュールのインストールと同じです。

(1)ファイルの解凍

ダウンロードしたファイルを解凍すると、二つのZIPファイルが現れます。
そのうちの一つ「accessibility.zip」がアクセシビリティモジュールのファイルです。

(2)accessibility.zipファイルの解凍

accessibility.zipを解凍すると、accessibilityフォルダが現れます。
このフォルダがアクセシビリティモジュールのフォルダです。

(3)ファイルのアップロード

解凍したaccessibilityフォルダを、NetCommonsがインストールされているサーバーのwebapp/modules フォルダにアップロードします。

(4)モジュール管理からのインストール

アップロード後、コントロールパネル>モジュール管理で、未インストールモジュールタブからモジュールのインストールをします。
 

ルビシステムファイルのインストール

アクセシビリティモジュールをインストールしただけでは、自動ルビ振り機能は動作しません。
もう一つのzipファイル「rubi.zip」を設置する必要があります。

(1)PHP環境の確認

ルビシステムはphp-soapライブラリを必要とします。
インストールを行う前に、お使いのサーバーにphp-soapが入っていることを確認してください。

(2)rubi.zipファイルの解凍

rubi.zipを解凍しますと、rubiフォルダが現れます。
rubiフォルダに含まれているファイルは以下の通りです。
rubi-+-----acwork(フォルダ)
      +----htdocs(フォルダ)
                +---rubi_index.php
                +---after_index.php
                +---before_index.php
      +---rubi_index.php
      +---after_index.php
      +---before_index.php


ファイルアップロード直後の状態

(3)ファイルのアップロード

rubiフォルダの下にある acwork, htdocs, rubi_index.php, after_index.php, before_index.php、
これらをNetCommonsのインストールフォルダにアップロードします。
アップロード直後は右図のような状態になっています。

(4)書込み権の設定

アップロードしたacworkの下にあるrubicache, rubitmpフォルダをapacheが書き込みができる権限設定にしておいてください。
これらのフォルダが書き込み可になっていないとルビ処理がエラーとなり、ルビがつかないことになります。




ファイルリネーム後の状態

(5)ファイルのリネーム

次に、NetCommonsのインストールフォルダにあるファイルの置き換えを行います。
インストールフォルダがhtdocs/付である場合は、htdocs下のファイルについて下記作業を行ってください。
htdocsなしでインストールを実施している場合は右図に見えているファイル群に対して下記作業を行います。
  1. もともと存在しているindex.phpをnc_index.phpにリネームします。
    index.php → nc_index.php

  2. 続いて、アップロードによって作成されているrubi_index.phpをindex.phpにリネームします。
    rubi_index.php → index.php


※もしもルビシステムファイルの組み込みをやめたくなったら

組み込んだ後で、もしもやはりルビシステムの組込みを外したくなった場合は、
(5)で行ったファイル名の変更の逆のことを行えば元の状態にもどります。
  • index.php → rubi_index.php
  • nc_index.php → index.php
 

アクセシビリティモジュールの設置

アクセシビリティモジュールのインストール、ルビシステムファイルのインストールが完了しましたら、モジュールをページに設置してみましょう。

(1)設置カラムと設置数

アクセシビリティモジュールは、基本的には1ページに1つだけ設置されることを想定しています。
最もオーソドックスな設置は、ヘッダーカラムに1つだけを置くもの、もしくは左カラムに1つだけを置くものです。このサイトではヘッダーカラムに横型のテンプレート(default)で設置をしています。左カラムの場合は縦型のテンプレート(vertical)で設置するとちょうどよいでしょう。

(2)表示するボタンを選ぶ

設置時には、編集画面で表示するボタンを選びます。
サイトでの使用目的に合わせて、文字サイズ、行間、色変更、ルビ、これらのうち必要とされるボタンを表示するようにチェックをONにします。

(3)色設定詳細とルビ詳細設定

色変更とルビについてはチェックONとすると、それぞれに詳細設定が行えるようになります。
色変更は、管理者が変更する色の組み合わせを選ぶことができるようになっています。サイトを利用される方の認識しづらい色について調査をされ、その結果に合わせて設定をされるとよいでしょう。
ルビの詳細設定は、ルビのキャッシュ保存(ルビ処理のスピードアップ)や、ルビAPIサーバーへのURL、契約者情報の設定を行います。
これらの詳細設定は、行わなくてもとりあえず試行される分には問題なく使用することができるようデフォルト値が設定されています。まずは試してみたい、という場合には詳細設定は省略してお試しになってみてください。

(4)ルビについての応用的な使い方

ルビの振りは、学年に応じたレベル設定ができるようになっています。
パブリック空間では、漢字すべてにルビを振りたいが、グループスペースの「6年生の部屋」では6年生に合わせたルビにしたい、というような場面があるかもしれません。そのような場合は、「6年生ルーム」を作成して、「6年生ルーム」の中のページの「中央カラム」にアクセシビリティモジュールを1つだけ設置し、そのレベルを6年生にしておきます。
つまり、「6年生ルーム」のページではアクセシビリティモジュールが2つあるようになります。
実は、アクセシビリティモジュールのルビレベルの優先度は、「ルームに置かれたブロックのレベル」>「共通エリアに置かれたルビレベル」となっています。この優先度の差によって、そのルームのページを閲覧したときのみルビレベルが6年生用のものに変わるようになっています。


 

モバイル画面におけるアクセシビリティモジュール

アクセシビリティモジュールは、スマートフォンのみ対応しています。
また、機能もルビ振り機能に限定されています。
フィーチャーフォンにもメニューは出ますが、ルビ振りは設定、表示などができないようになっています。これは多くのフィーチャーフォンではルビ表示機能が実装されていないための制限です。

モバイルでの当モジュールの動作を望まれない方は、コントロールパネル>モバイル管理からアクセシビリティモジュールをモバイル対応モジュールから除外するようにしてください。